英語表記は「Failback」。「フェールバック」とも表記される。
何らかの障害が発生し、フェイルオーバー機能が働いている状態から、障害が取り除かれ、通常の運用にもどること。
例: metaSANを使ったWindows Server クラスタ構成(下図)
青ラインは、通常運用でクライアントがSAN上のストレージを 共有している場合。
メタデータマスターであるサーバに障害が発生すると、metaSAN は自動的に新しいコントローラを選び出し、メタデータマスターの役割を引き継ぎフェイルオーバーする。この時に、中央クォーラムディスク用ストレージは、 クラスタノード1の状態をクラスタノード2に引き継ぐサポートを行う。
上図で示される通り、障害発生後も黄色ライン経路で、通常通りの運用が可能。
障害が取り除かれ、青ラインで示される通常運用に戻ることを、フェールバックという。
関連用語:
フェイルオーバー
フェイルセーフ